あけましておめでとうな2002年第一回目のひとりぎき；。今年もどうぞよろしくお願いしますね。
　年末年始ってことで、いつもひとりぎき；ネタの参考にしているチャートの発表もお休みに入ってしまい、なんか、懐メロ特集みたいになっちゃってる今回のラインナップです。access復活が嬉しくて彼らの1stアルバムから2曲入ってるし。

　同アーティスト3曲、同タイトル・異アーティストが1曲、リストに上がっています。その中から。

I LOVE YOU - Body、CRAZE
作詞：Body　作曲：瀧川一郎

　高校生時代、こー見えても（見えてないが）ヴィジュアル系バンドにはまり、自らヴォーカルをとってバンドを組んでおりました。黒夢（初期）のファンで、それっぽい曲をやっておりました。そんな中、ベーシスト（音楽制作チームRANで作詞を担当してくれていた人です）に紹介されたのがBodyのI LOVE YOUでした。
　当時はもっと耽美主義的な繊細かつ激しい音を好んでおり、Bodyの男気溢れる一気に駆け抜ける疾走感、ドライブ感に満ちた曲はあまり受け付けませんでした。
　Bodyのギタリスト（瀧川一郎）とドラマー（菊地哲）が新たに組んだ「CRAZE（クレイズ）」も同時に紹介されたのですが、ボーカル（当時は藤崎賢一、元JASTY-NASTY。現在は藤崎を数えて5人目のボーカルになっております）の声がさらに男っぽく、演奏もさらに疾走感が増していて、ナイーブな俺にはいっそう聴くに耐えないものだったんです。

　今週、色々と懐メロを聴いているうちに、ふとBodyのことを思い出し、聴いてみました。なんてことでしょう。そのオトコっぷりが妙に魅力的に感じるではありませんか！ここ最近、松浦亜弥だとかR&B系女性アーティストだとかそんな、少し落ち着いた雰囲気のものばかり好んで聴いていたからでしょうか、俺の中に存在していた要素と正反対のモノが数倍の刺激として響いたのでしょう。
　残念ながらBodyはこの1曲のシングルと「FLAME」というアルバムを残して解散してしまいましたが、CRAZEとしてさらに男気を増し、受け継がれてゆきました。
　名曲「I LOVE YOU」は、CRAZEの2ndアルバム「That’s life」にシークレットトラックとしてCRAZEバージョンが収録されています。これがまた、カッコいい。

　キーはEmaj（ホ長調）。CRAZEバージョンは半音下げチューニングでE♭maj（変ホ長調）。使われているコードは、ロックなギタリストが作りました！と言わんばかりのペンタトニック（5音音階）スケール上のE・G#m（G#7）・A・B・C#mの5つのみ。演奏の勢いがそのままコード進行に表れています。詞は、もう思いっ切りくさいセリフのオンパレード。やっと俺も男らしさに憧れるようになったのかな。

　今では、CRAZE大好きです。触発されて、我がバンドFake Plan-et.の方向性を思いっ切りロック路線でいくことにしました。年内中にはライヴ、音源紹介ができる様精を出します。
　CRAZEサイコー！