2001年11月11日(日) - 1  うさぎはね!寂しいと死んじゃうのよ? No.009

 はい、こんにちは、おくだです。
 今日は志向をかえて出先からお送りします。只今私は自宅近くのジョナサン国分寺日吉町店に来ております。お、コーヒーマシンの牛乳が切れてる。

 行き当たりばったりな生活をしているわけなんですが、公園で一匹の猫と出会いました。動物は大っ嫌いなんですが、先程出会った猫は妙に人懐っこくてしばらく私はそいつとじゃれて遊んでました。なんだ、猫も案外可愛いじゃん。毎日人のいない家に帰るのもなんだか寂しいって5年近く一人暮らしていて言うセリフでもないですけど、1匹くらい動物がいると寂しさも紛れてよいかも、と思ったわけです。

 でもさ、人懐っこい猫ってのは、別に相手は私が良かったわけでもないだろうし、人間=ギブミーサムシング食い物オーイエー、って方程式がヤツの中にあり、「人間なんてちょっと甘えた顔してやりゃあ何でもおもいのままの単純な生き物さ」って企みで近寄ってきただけである可能性の方が「私を選んだ」ってことより大きいことは確実なワケで。
 かなり前にも違う公園で冬、猫とじゃれたことがあるんですが、私がタバコの煙をくゆらせはじめると、一匹のもれもなくヤツらは散り散りになってゆきました。猫ってのは煙が嫌いなご様子です。
 まぁ、何にしても現実目の前にいる猫は私にひとときの安息を与えてくれているので、足元から逃したくなかったんですが、私にはこいつにやる食糧は持ってないし、そのうち飽きて勝手に私から離れるだろうし、私もずっと外にいるわけにもいかないし、寒いし。ってことでタバコに火を灯しました。
 案の定、ヤツは一目散と私の下から逃げてゆきました。やはり、こいつもか。

 一時は、次に移り住む場所はペット可のところにしよう、と思いましたが、そんな気持ちはすうっと消えました。

 何だってそうです。所詮、そんなもんなんです。一人が一番楽。
 ミスタードーナツダイエー武蔵村山ショップの帰り、また自転車で誰もいない部屋に戻ります。